【おひとり様ダイビング記】私が一人でライセンスを取った実体験と手順

子供のころからダイビングに憧れていたけど、なかなか始められずにいたおひとり様女子。そんな私が、ダイビングのライセンスを取得して国内・海外までダイビング一人旅をした体験談を交え、「一人で始めるダイビング」についてお話していきます。

 

「ダイビング気になっているけど、一人で始めるられるのかな」

「不安だな」

「女性一人でダイビングしている人いるのかな」

「続けられる?」

などなど悩んでいて始められない、そんなあなたの背中を押せたら嬉しいです。

 

最後まで読んでいただいたら、もう明日からダイビングをするための行動ができるようになるはず!

一緒に楽しいダイビングライフを始めていきましょう!

 

目次

1.私が一人でダイビングライセンスを取得した体験談

2.ライセンスってどこでとればいいの?

3.ライセンスをとるための費用はどのくらい?

4.ライセンス取得、それぞれの場所でのメリット・デメリット

5.ライセンスをとった後はどうすればいい?

6.ライセンスをとって良かった経験あれこれ

7.まとめ

 

 

*本文

 

1.私が一人でダイビングライセンスを取得した体験談

 

まず本格的にダイビングを始めるためにはライセンスの取得が必要

 

ダイビングは体験ダイビングでもできますが、きちんとダイビングを続けたいと思うならライセンスが必要です。

では、「ダイビングライセンス」とは何か。

巷ではライセンスと良く表現されていますが(このサイトでも分かりやすくライセンスと表記しますね)、正式には講習を受けて発行されるカードは「C(certification)カード」といいます。このCカードがあれば、世界中の海に潜ることができます。

しかも有効期限も特にないので、1度とってしまえば一生ダイビングを楽しむことができますよ。

Cカードは民間の指導団体が発行していて、団体もいくつかあります。

 

⭐️団体についての詳細は別記事で紹介します!

 

ちなみに私は「PADI」のカードを持っています。これは自分で選んだわけではなく、講習を受けたインストラクターさんがPADIのインストラクターさんだった、というのが一番大きい理由です。

 

私がライセンスを取った経緯は

 

海水浴や海で泳いだ経験もないまったくの素人の私がライセンスを取得したのは、当時働いていた会社の先輩のお友達のインストラクターさんに個人的に講習を受けて取得したライセンスなので、少し特殊かもしれません。

 

子供のころから「ダイビングをしたい」と頭の片隅にありましたが、なかなか機会がなく。。。

そんな話しを会社の先輩にしたところ、「友人が沖縄でショップを経営しているが、今伊豆にいる。そこでライセンスをとれるかも」と言ってくれたので、「思い立ったが吉日」とお願いすることにしました。

そして、7月の連休を使って伊豆に行き、そこでライセンスを取得した、というわけです。

 

ライセンス取得に必要な日数はだいたい4日間

学科講習+プール講習+海洋講習が必要です。

 

ライセンスにはランクがあります。団体によって名前は多少違いますが、通常、講習を受けてとれる最初のランクはPADIであれば「オープンウォーター・ダイバー」となります。

私は今はこの上の「アドヴァンス」を持っています。

 

オープンウォーターを私は伊豆で、アドヴァンスは沖縄の西表島でとりました。

 

自分にとれるか、不安ですよね。

大丈夫!私も、プール講習が結構つらくてモチベが下がっていましたが、インストラクターさんに「なんのために今頑張っているのか考えて。プール講習をするためにライセンスをとるのではなくて、ダイビングライセンスをとって何をしたかったのか思い出して。ライセンスをとったら、そのしたかったことをするんだ、そこがゴールだよ」と言ってもらえ、ライセンスをとったらしたいことを考えながら頑張れました。

「おひとり様」という言葉が良く聞かれるようになってしばらくたちますし、「一人参加歓迎」「女性一人でも安心」などでPRしているところもあります。

自分に合った方法を選ぶことは大切ですが、一人でも十分安心してライセンス取得を目指すことができますよ!

 

調べたり行動にうつすことは大変ですが、その先に待っている感動を楽しみにぜひ一歩を踏み出してみてください。

ダイビングの楽しさが、あなたを待っていますよ!

 

2.ライセンスってどこでとればいいの?

 

ライセンスをとる方法としてはショップやダイビングスクールで講習を受けるのが一般的です。

 

ショップとスクールとは

①現地(リゾート)型ダイビングショップ

②都市型ダイビングスクール

の2種類があります。

 

ショップとスクールの違い

 

①ショップ

沖縄や伊豆など海の近くでダイビングのツアーができたり、講習が受けられたりできます。利用者がショップに予約をしてダイビングや講習を受けるというスタイルです。クルーザーや多数のスタッフさんが在籍する大きいショップから、夫婦で経営している小規模なショップなどさまざまです。

 

②スクール

海から離れた場所にあるダイビングスクールです。ライセンスの講習やダイビングツアーなどを企画して海へ連れて行ってくれるスタイル。お仕事帰りやお休みの日に気軽に通うことができ、ライセンスの取得からその後のダイビングを楽しむまで一貫してできます。

 

ライセンスをとる場所として、まずはショップかスクールかを選ぶことになります。

 

海の近くで旅行がてらライセンスをとるのか、仕事や学校にいきながら少しずつ進めるのか、など自分のライフスタイルに合った方を選ぶと続けやすいですよ。

 

3.ライセンスをとるための費用はどのくらい?

 

さて、気になる費用に関してですが、これはショップやスクールによってさまざまです。

金額の違いは、主に「費用に何が含まれているか」によることが多いです。

 

費用としては

宿泊費、器材のレンタル料、Cカード申請発行料、講習料、海洋実習費、教材、施設使用料、保険代、交通費などがあります。

 

目安としては50000円〜80000円ほどが多いです。

 

色々資料を取り寄せたり、問い合わせしたりしてショップやスクールごとの料金を調べてみてください。

 

40000円未満と安い場合もあるようですが、器材の購入が必要だったり、何か条件があると思った方が良いかもしれませんね。

 

4.ライセンス取得、それぞれの場所でのメリット・デメリット

 

さて、ライセンスはショップやスクールでとれるとお話しました。

「どちらが良いの?」と思いますよね。

それぞれのメリット・デメリットをお話していきますね。

 

①ショップ

メリット

・海の近くでとれるので、気分がアガる!

・沖縄などリゾート地でライセンスがとれる。

・そのショップを拠点に、ライセンス取得後もダイビングができる。

・大規模ショップから小規模なショップまで、自分の好みで選べる。

・スクールが展開しているショップもあるので、色々なサービスが利用できる。

デメリット

・最初から仲間ができにくい。

・ショップがある海を拠点にできるが、他の場所へダイビングに行くのは自力になる。

・旅先で取得するにはある程度のまとまったお休み(4日間以上)が必要。

・実際に下見をすることが難しい。

 

②スクール

メリット

・家の近くであれば週末などのお休みを使って学科講習が受けられる。

・ライセンスをとった後も、そのスクールで開催しているツアーに参加してダイビングに行くこともできる。

・一緒に講習を受けた人たちで仲間ができやすい。

デメリット

・海洋実習は日帰りもしくは宿泊になるので、移動が必要で移動費や宿泊費が必要になる場合がある。

・ライセンスを取得するまでに時間がかかる。

・器材の購入がセットになっている場合もある。

 

一番大切なこと、それは、「自分に合ったところを選ぶ」ということです。

のんびりスタイルが好きなのか、仲間を作りたいのか、短期集中でとりたいのか、など、自分に合ったところを色々調べたり、実際にショップやスクールに問い合わせたりしてきちんと選びましょう!

問い合わせをした時に、きちんと答えてくれるところは安心ですよ。

 

5.ライセンスをとった後はどうすればいい?

ライセンスをとったら、どんどんダイビングに行ってみましょう!

今は一人でも歓迎とうたっていたり、シングルチャージが不要なツアーもたくさんあります。

 

私は個人でライセンスをとったので、一緒に行く仲間はいませんでした。

一人で行動する分、「ダイビングができる場所」「交通手段」「料金」「一人でもOKか」など事前にさまざまな情報を集めました。

私は7月にライセンスを取って、まずは100本を目標にしました。

なのでその年の夏は比較的近かった伊豆へ何度か行きました。

地元のショップさんのツアーに参加したり、直接伊豆の現地ショップへ予約したり。

伊豆ではビーチダイビングがメインでしたので、そこでビーチダイビングのスキルをあげました。

ある程度の本数を稼いで、その年の年末年始の休みを利用してオーストラリアのケアンズに短期留学に行きました。

もちろん、メインの目的はダイビング。

語学学校に通いながら、休みの日はダイビングツアーに行くという生活をしていました。

ツアーは日本で予約してから行きました。

現地で個人で活動しているインストラクターさんを調べて、申し込みました。

その方は大きいショップのクルーザーに便乗してダイビングに行く、というスタイルでしたね。

インストラクターさんとマンツーマンだったので、それもまた楽しかったです。

日本の方もたくさんいたので、色々な話も聞けたりしました。

オーストラリアの海のスケールの大きさも感じたり。

すっごく良い経験ができました。

その後は、海外はパラオやバリ、国内は主に沖縄で潜っていました。

沖縄のホームは西表。

馴染みのショップさんがあるので、そこにいつもお世話になっています。

現地について、迎えにきてくれた時に「おかえりー」って言ってくれるのが本当に嬉しかったなー。

第二の故郷です笑

ダイビングそれ自体も楽しいですが、終わった後のログ付も楽しいんです。

その詳しいお話は別記事で。

 

きっと、ダイビングを続けていくうちに自分の好きなスタイルやホームの海ができたり、それこそ世界中の海に潜ってみたり。

あなた自身のダイビングスタイルを見つけて、楽しんでいってくださいね。

 

6.ライセンスをとって良かった経験あれこれ

 

良かった経験。それはずばり、

色々な海でダイビングができるようになったことです。

ライセンスをせっかくとったので、「行かなければ」という義務感も少しはありました。

その義務感のおかげで、ダイビングを続けられているのかもしれません。

それと、現地で仲間ができること

一人で行くと、そのショップで一緒にダイビングをした人たちと話しをするので仲間ができます。私は旅行から帰ってきても、つながりがある友達ができましたよ。

基本ダイビングに行くのは一人ですが、ダイビングの話しをしたり、旅行の話しをしたりしています。

 

7.まとめ

 

今回は、ダイビングのライセンスが一人でもとれるか、その方法は、どこでとるか、そのメリット・デメリットなどお話しました。

結論としては、一人でダイビングライセンスを取得することは十分に可能です。

大切なのは「ダイビングを始めたい、楽しみたい」というその気持ちです。

「おひとり様」でも、ダイビングライセンスをとったり、その後のダイビングライフを楽しむことはできます。

 

それまで海水浴をする機会もほとんどなく、海で泳いだ経験もないまったくの初心者だった私が取得できましたし、今でも一生の趣味として楽しんでいます。

 

私が大切だと思うのは、ライセンスを取った後の1回目のダイビングにまず行ってみる、ということです。

ハードルはそんなに高くないですよ。

行ってしまえば絶対に楽しいですし、一人でライセンスをとったあなたなら一人での楽しみ方もきっと見つけられるはずです。

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